「火星移住計画」について解説していきます。
ハリウッドのドラマ「マーズ MARS 火星移住計画」でも有名ですね。
ちなみにこのドラマは、アメリカの公的機関や民間企業、たくさんの専門家などの現代宇宙科学に詳しい人たちの協力を得て、かなりきめ細やかにリアルさを追求し製作されたようです。
特に、ロバート・ブラウン (Robert Braun) 博士 (ジョージア工科大学で宇宙工学の教授を務めた人物)がドラマ中の様々な科学的な面において専門的な助言を行ったりしており、現状のリアルな宇宙開発現場からの視点や見解と2033年という近未来の物語を融合するというとても現実味のあるドキュメンタリーのようなドラマです。
さて本題に入ります。
目次
火星移住計画はいつ実行されるのか?
火星移住計画で最も有名な説は、アメリカの「スペースX社」のCEO イーロン・マスク (Elon Reeve Musk) 氏が計画している100万人が暮らすという火星移住計画です。
イーロン・マスク (Elon Reeve Musk) 氏が2016年9月に発表した内容では、「十数年以内には地球と火星との間において数千人もの人を火星へ移送していく事業を開始し、約40年〜100年後には火星に約100万人が自給自足しながら生活できるようにする」と発表しています。
そして、2017年9月の新たな発表では、「2022年には、貨物だけを積んだロケットを2機打ち上げることができるかもしれない。そして、これが実現したならば、2024年には、さらに4機 (うち2機には貨物、2機には搭乗員を乗せる) を打ち上げることを予定している」と言っています。
要するに結論的に言いますと、全ての計画が実現・成功したならば、2024年に人類は初めて火星へ降り立つのでないかということですね。
もしもこれが本当に実現したならば、本当にかなり早いスピードで地球上の様々なことが変化、進化して行くのでしょう。
そうなると、20年30年もしないうちに私たちは公の場で宇宙人からの挨拶を生中継で見るような世界になっていてもおかしくない。
まさに、人類の進化のさらなる一歩と言えるのではないでしょうか。
コロンブスがアメリカ大陸を発見したのと同じような感覚です。
火星移住の目的について
火星移住の目的とは一体どのようなものなのでしょうか。
最も有力な説としては、以下のようなことが目的。
人類の生存がAI (人工知能)により脅かされるかもしれないから。
(AIによって人類が滅亡する可能性について書いた記事はこちら)
火星移住計画を本格的に始動させているイーロン・マスク氏 (スペースX社CEO) が最も恐れているAI (人工知能)による地球の支配。
おそらく、人類はAIによって滅亡するかもしれない。
それは何年先かは分からないが、テクノロジーの進化、AI (人工知能)の驚異的な発達によって、それらに支配される地球がイーロン氏には見えているのだろうか。
かの有名なビル・ゲイツも以下のように言及している。
AIの暴走については、人間の核戦争よりも危険なことかもしれない。
超スーパー知能のAIが出てきて、そして人間に対して非友好的なものになってしまった場合、それは、もう人間の手におえない制御不可能な状況へと暴走しだすのではないでしょうか。
これまでの人類の進化の過程では、失敗から学びを繰り返し進化を繰り返し、現在に至るのでありますが、ひとたび、非友好的かつ暴力的な超スーパー知能のAIが出来てしまった時には、それを失敗と考えて学ぶ猶予、時間さえも与えられないまま人類は滅びてしまうかもしれない可能性を潜めているのではないでしょうか。
火星移住が計画された理由について
まず、火星は太陽系の中で最も地球に似ている惑星だと言われております。
・非常に薄いですが大気があります。
・そして、地球の3分の1程度の重力もあります。
・そして、火星の地表の下には水があります。
・エネルギーについても小型原子発電所などを作り、ソーラーによって太陽光のエネルギーを利用することが可能です。
そういった理由から、どうにかこうにか火星を修理、修繕すれば地球のように人類が居住できる場所に変えられるのではないかと推測されるのです。
火星を修理・修繕とは具体的にはどういうこと?
イーロン・マスク氏の発言では、「火星にかなり強力な核爆弾を投下して、地下の奥底にある全ての氷を爆発で蒸発させれば、居住できるようになるのではないか」
これは、テラフォーミングと呼ばれる火星改造の具体的な内容のようです。
かなり大胆な発想ですね。
火星移住計画の問題点は3つある?
人類が夢見る野望の火星移住計画ですが、問題点が複数あるようです。
論理的な問題
人類が持っていく機器や、様々なものを加えることによって火星を汚染する可能性がある。
例えば、すでに宇宙人が火星に住んでいるとか、他の何かしらの生命が存在していたと言うようなことになれば、地球人が火星を侵略することになってしまうのではないか。
そして、先ほどのイーロン・マスク氏の構想にある核爆弾を手始めに投下することによって、もしかしたら存在していたかもしれない地球外生命体について確認する機会すら失うことになるのではないかと言うこと。
放射線の問題
人類が火星に到着するまでに、かなりの量の放射線を浴びてしまうという問題があります。
全米の癌の研究所によると、12〜16ヶ月の宇宙旅行に行った宇宙飛行士が癌を発症し命を落とすかもしれない確率が21〜24%になる。
しかも、火星は放射線を防御してくれる磁場がない。
そのため、何らかの技術を屈指して放射線を防御する防壁を作らなければいけません。
通信システムの問題
火星と地球では20分程の遅延があるらしく、地球との通信の際にその点が問題。
しかも、太陽が火星と地球の間に位置してくるときには、様々な通信ができなくなるかもしれない。
まず、人類を送る前にその遅延を改善できるような通信システムを開発しなければいけません。
火星へ移住する人類は選別されるのか?
AIによる人類再生化計画に基づく内容となります。
これについては、火星移住計画を行なっている企業ではなく、現在、地球上で世界中の大企業を傘下におき権力のある巨大な実業家一族が近い未来または遠い未来に、地球上に人間が住めなくなった時のことをすでに予測し、そのために新たな環境で選別された地球人を率いて地球外にて社会を作り出そうと考えている。
そして、それは2018年からすでに地球人選別が始まっているかもしれない。
AI (人工知能) による人間選別は、SNSから行われているかもしれません。
その選別内容には、資産や学歴はさほど重要ではなく、いかに揉め事や戦争を起こさないような人間であるかということを調べているということ。
私たちが普段何気に使っている Facebook, Twitter, LINE などのSNSツールは大変便利なものではありますが、その裏側で私たちの知らない何かが始まっている。
2045年までに人間選別を完了させる予定というような説もあります。
火星移住組と否かに分かれるように仕組まれていることだって考えられます。
先の未来のことは誰にも予測不可能で、予測していなかったようなことが現実に起きてきたりするのもこの世界なので、何が起きたとしても不思議ではないだろう。
NASAの火星移住計画に関する見解とは?
NASAは、スーペースX社の提唱する「火星移住計画」についていくつかの見解を示しています。
その一つに、テラフォーミングについて(火星を改造して居住できる環境にすること)。
火星の改造 テラフォーミングに必要な二酸化炭素の量というものがあるらしく、これが火星には存在しないということをNASAは言及。
しかし、NASAも火星移住への研究は進めており、着実な火星への到達に向けて2030年代に開始する予定の有人火星探査計画を進めている。
NASAの2030年火星移住計画についても様々なプロジェクトが開発されており、水や空気を循環させる膨らむ温室 (Luner Greenhouse) などが有名です。
そして、NASAが火星で育てようと考えている植物や野菜は、トマトやイチゴ、レタス、サツマイモなど。
NASAは、このLuner Greenhouseで火星に地球に似た環境を作れるのではないかと考えており、それが完成すれば水と二酸化炭素を循環させることができるので地球の環境に似たような循環のサイクルを作れるだろうと予測しています。
さすが、NASA。
かなり確実な方法から責めています。
火星移住計画についてのまとめ
火星移住計画について如何でしたでしょうか?
とても夢のある素敵な計画ですが、様々な問題や疑問が孕んでいること、そして、いざ火星へ移住できるようになりました!地球はもう住めなくなりますよ!なんてことになった時に、一体どのくらいの地球人が火星へ移住できるのだろうか。
そして移住できる人類は、AIによって人間選別されるかもしれないというような結末にもなり兼ねないということ。
記事内にも書きました通り、2024年には初の地球人が火星に到達するかもしれないということを考えると、もうそれが現実味を帯びてきていますよね。
しかも、2028年には正式に宇宙人の情報が公開されるかもしれないという噂が米国では話題となっています。(詳しくはこちら)
アメリカのロズウェル事件(UFO墜落事件)が起きた頃ぐらいから、アメリカ政府は宇宙人やUFOに関する情報を隠蔽し続けているので、地球以外の惑星へ移住できる技術を持っていても不思議ではないのです。
(宇宙人の存在を隠す理由とは?NASAや政府が隠蔽している事実についてはこちら)
日々、宇宙開発は行われていて、イーロン・マスク氏然り、Amazon創始者のジェフ・ベゾス氏 (Jeffrey Preston Bezos)など、権力のある実業家や投資家がこぞって宇宙開発に力を入れていっているのを見れば火星への移住はそんな遠い話では無いことは一目瞭然ですね。