今回は、地球に住む人類において全ての事柄と繋がりのある「時間」について解説します。
そもそも、時間は何故あるのか?
時間が無いと人類は進化していかない。
有限の「時間」がある世界に存在することによって、限られた時間の中で、何ができるか、究極に脳をフル回転させて、より高域へ全てが進化していく為にあるものでは無いか。
そうは言っても、この「時間」を地球上で有意義に使えている人はもしかすると、ほんの一握りなのかもしれません。
では、宇宙時間とは?という疑問が出てきます。
そうすると、そもそも時間の概念とは??という疑問も湧いてきます。
学校の教科書なんかで「光年」とか習ったような記憶があるような無いような・・・。
では、詳しく見ていきましょう。
目次
宇宙時間の概念とは?
まずは、おなじみの「光年」について。
これは、アインシュタインによる「絶対的なものは光の速さだけ」「移動する速度によって時間の進み方は変わる」のだという相対性理論が発表されたことは有名ですよね。
光年とは、宇宙の距離を表す単位として使われています。
その為、時間と関係ないように思われそうですが、光の速さと時間はとても密接な関係であり、例えば1光年とは地球から見た時に、1年前にその星から発せられた光が今見えていると考える為、やはり時間と深い繋がりがあるということになりますよね。
宇宙での時間の流れ方や進み方について
基本的には、宇宙空間での時間は光速によって測られます。
実際に、こんな不思議な現象が起きてもおかしくないということなんです。
以下の例を参考に考えてみて下さい。
宇宙大好きのA子さんと友人のB子さんで分かりやすく解説してみます。
A子さんは 光速とほぼ同じ速度の宇宙船で宇宙空間を一回り10年の旅をしました。
(最初から一気に光の速さで宇宙飛行することは不可能と考え、宇宙空間での最初の数年は加速に使い、そのあとほぼ光速と同じ光速の90%の速さで宇宙旅行していたと仮定します)
地球の出発日を 令和元年5月1日 と仮定します。
「では、明日から宇宙旅行に10年行ってきまーす!」と言って旅立った A子さん 40才。
「気をつけてねー!楽しんでねー!」と見送った友人のB子さん 40才。
10年の旅を終えて帰還。
A子さんは、地球は令和10年5月1日のはずだよねと考えながら帰還。
「ただいまー!」と無事に地球へ帰還したA子さん 地球に戻った時は、50才になってました。
宇宙船の中でのA子さんの時間の流れは10年だからです。
しかし、実際の地球上では、令和21年11月1日 でした。
まさに、21.5年もの月日が地球では流れていたのです。
「おかえりー!無事でよかったー!」と出迎えたB子さんは、61才になっているということですね。
上記のような概念は、1911年にフランスの物理学者「ポール・ランジュバン (Paul Langevin)」が双子をモデルにした逆説を唱えた為、「双子のパラドックス」として有名です。
日本では浦島太郎になぞらえて「ウラシマ効果」とも言われています。
こんなことを実現可能にするには、まだまだ先のことかもしれませんが、そんなことを考えてみただけでワクワクしませんか?
それが可能になるとタイムマシンが本格的に実用化されてくることに繋がりますね。
(タイムトラベルが物理的に実現可能な理由について詳しく書いた記事はこちら)
宇宙の時間の流れの速さについて
結論的には、宇宙空間での時間の流れは地球から光速の概念から見ると「遅い」ということになるのではないでしょうか。
ブラックホールに近い惑星の場合は、もっと時間の流れが遅くなるようで、地球上ではすでに100年、1000年が経過しているのに、その惑星ではたった10年しか経過していないことが論理的には起こるというのです。(タイムトラベルの原理にもなり得るのです。詳しくはこちら)
そう考えると、地球人が考え難いような高次元文明や宇宙人が存在していても全くおかしい話ではないですね。
宇宙人と人類は公式に近い未来遭遇すると噂されています。
時間が絶対的ではない理由とは?
地球人は、時間は流れているというように感じます。
そもそも、それ以外の感覚を体験したこともないので分かろうにも理解できませんね?
しかし、宇宙の時空がどんな形であろうとも地球人に見えているものは「今」この瞬間というものだけなのです。
そう考えると、未来も過去もないとは思いませんか?
未来も過去も空間と同じように同じ場所に並んでいると考えた方が自然かもしれません。
これは、バシャールも言及していたことです。
過去は、記憶という形で人間の脳に残っている情報というだけであり、未来は想像や幻想という形で人間の脳内でイメージすることができる情報というだけ。
実際には、私たちには「今」「ここ」「この瞬間」ということしか体験はできません。
それに従いながら生きているだけということ。
私たちの感じることのできる「今この瞬間」というものが無ければ、時間も流れませんね。
やはり全ては、自分の中にあり、自分が主体であるということなのです。
宇宙時間に関するまとめ
宇宙の時間の概念について、如何でしたでしょうか?
結局のところ「時間」とは、あくまでも地球に存在する人類が便宜的に考えれるように、人間が作り出した概念だということ。
要するに、実際には「時間」というものは存在しないという仮説もあるように、人間が「未来」と「現在」と「過去」を簡単に把握できるようにするために作り出したということ。
そんなことを考えていると、この地球はすごく生きやすい場所のような気がしますね。
それは、「今この瞬間」だけを100% 精一杯生きて、経験し、体験していくだけで良いのだという風に考えれるからです。