地球上に住む人類には一般的に認識されている夫婦、一夫一婦制度 (モノガミー Monogamy) について考察します。
そもそも、この一夫一婦制度というのは地球の歴史上で見るととても新しい制度。
これは地球上で人類が作り出した制度。
では、宇宙ではどうなのでしょうか?
地球以外の惑星に住む高次文明社会を持った宇宙人などには、どんな夫婦制度があるのでしょうか?
宇宙人にもたくさんの種類の種族が居ますので、一概には言えませんが生物であるのであれば生殖機能も備わっている。
だとすれば、どのような関係性で生殖活動を行うのだろうか、夫婦のような制度が存在するのだろうか。
宇宙にはどんな夫婦制度が存在するのだろうか?
このような未知なる疑問について筆者なりの見解を解説していきます。
目次
人類の一夫一婦制度はいつから始まったのか?
地球上の人類の歴史で、男女が1対1のみ夫婦というような形で交じ合い始めたのは、約2万年前と言われています。
しかし、正式な法律制度として始まったのはもっと最近のこと。
日本では、1898年 (明治31年) に正式に一夫一婦制度というものが民法で制定。
ということはですね、現在2019年から考えるとたった121年しか経っていないということ。
長い歴史上で考えると、とても新しい制度であると言えます。
地球上の国全てを見てみると、現在、一夫一婦制度を採用しているのは約2割弱程度の国だけ。
比較的、経済などが発展している先進国がほとんどです。
要するに、今この現代でも地球上の約8割の国では一夫多妻制や一夫多夫制であるということ。
宇宙の夫婦制度とは?
宇宙人には、結婚や婚姻という概念が無いという説が有力です。
そもそも人間が考えた制度を、想像もつかない世界に住んでいる宇宙人に当てはめようとすること自体に無理があります。
宇宙の高次的文明を持った宇宙人は同じ種族は全て家族という感覚がある。
地球上の人類のように、うちはうち、よそはよそ、みたいな概念が根本的に無いのです。
都市伝説などでよく聞く内容に人類の起源は宇宙人がもたらしたとあるように、元を辿れば宇宙人ということなのであれば、人類は一夫多妻制が優位に働いてきた歴史を見ると頷けるのではないか。
宇宙では、全ては一つであるというような概念を元にしている。
なので、何らかの生殖機能があり子孫を増やしていくにしても高次的文明社会を持つ宇宙人の場合は、子供は皆が育てるという形。
私たちの常識で考えると奇妙な空想ですが、男性の宇宙人、女性の宇宙人があったとしてそこに子供が作られたとしても、子供達は全て平等に愛を注がれ皆に育てられ、教育されるというようなことが考えられるのです。
それは、とても合理的で平等に教育を受けることができ、安全に育つ環境ですね。
地球外の高次文明社会を持つ宇宙人達は、同じ共同体として全てを共有し、全てが真の愛に包まれながら存在している。
私があなたでもあり、あなたが私でもあるというような超越した関係性が共同体全てにあるのです。
地球上でよくあるような争いや恐怖という概念が宇宙には無いのです。
地球がまだかなり次元の低い惑星であるというのは、この争いや恐怖が多すぎる世の中を見ても一目瞭然です。
宇宙の波動と、地球の波動は重さが違います。(宇宙の波動について詳しく書いた記事はこちら)
地球の波動はまだとても重たく、不安や恐怖の波動が生まれやすい状況にあります。
そのため、人類皆兄弟のような考え方からどんどんかけ離れた進化を遂げて行ってしまい、そこに一夫一婦制度のようなものを設けて、さらに他人との関係が薄くなっていき、争いが生まれ、恐怖が生まれてきてしまっています。
もっと高次元な精神性へ変わって行かなければいけないのかもしれません。
バシャール(BASHAR)が住む場所には、「愛」「幸福」しか存在しない世界だと言います。
そもそも「怒り」や「恐怖」という感情そのものが存在しない世界。
そりゃ、そういう世界であれば男女や夫婦、家族という概念が全て1つだと考えても全然おかしくないですね。
夫婦制度に疑問を持つ方へのアドバイス
夫婦になったから一生添い遂げないといけないというような考え方は、地球上の人類が作り出した制度の話で、事実問題では自然の原理にかなり反するということ。
筆者の感覚では、夫婦制度にこだわる必要は全く無いのです。
浮気や一夫多妻を推奨する訳ではありませんが、これは単に自然の原理に反した進化の産物というだけのことです。
そもそも、「愛情」と「性的欲求」は全く別物。
「愛情」は、心から相手を思いやり尊敬し無条件に奉仕すること。
「性的欲求」は、人類という生物が進化し繁栄し続けていく為の自然な生殖的活動のためのツールだということ。
現代の先進国に生きる私たちには、常識的に一夫一婦制度が全てで浮気は悪。
おしどり夫婦で一生1人の人と性的関係を持ち添い遂げるというのが固定概念として意識に埋め込まれていますが、全く人類の進化の歴史にそぐわない不自然なこと。
一夫一婦制度にて結婚している人へのアドバイス
一夫一婦制度の中で結婚した方には、かなり難しいと思いますが相手に人間の性的欲求の根源はどこから来ているのかを理解してもらうこと。
どのようにお互いが満足できる状況で傷付き合うことなく、愛情と自然からなる性的欲求を共存できるか話し合う。
結婚自体をしていない人へのアドバイス
一夫一婦制にこだわる必要はゼロです。
しかも、いつかは結婚した方がいいという固定概念も捨てた方が良いですね。
フランスなどでは、パックス(PACS) という制度が採用されていて、具体的には共同生活を行う成人2名が法的権利を享受できる制度。
結婚より軽い感じがします。
共同生活している相手がいる場合に、法的に婚姻関係を結んでいる人たちと同じような税制優遇やその他の補助も受けれますよというような制度ですね。
そういう制度のある国で生活してみるのもありかもしれません。
日本でも法的に婚姻制度はどんどん変わっていく可能性だって十分にある。
最近では、ポリアモリー (Polyamoly)というものも話題になっています。
複数人と同時に性的にも愛情的にも関係を築くというような概念。
そうですよね、1対1の関係だけしか推奨しないことの方が不思議です。
多種多様な形があっても良いかもしれません。
宇宙の夫婦制度についてのまとめ
宇宙の夫婦制度について、如何でしたでしょうか?
結局、地球に存在する一夫一婦制度は人間が作り出したとても歴史の短い制度。
生物学的に見ても、かなり無理のある制度。
要するに、人間に本来備わっている生殖機能を脅かす制度。
一夫多妻制や不倫を推奨する訳ではありませんが、一夫一婦性は自然の原理に反する制度で人類には無理のある方法であるということ。
世界各国の離婚率が高いのを見ても分かるように、根本的に不適応ということ。
そうは言っても、そのような法的制度のある国に住んでいる以上それに従うしかないのが実状ではあります。
ただ、別に一夫一婦制には無理があると思っても全然おかしいことでは無いということです。
それでも一夫一婦制度の中で夫婦になった以上、いざこざは避けたいところだと思いますので考え方は個人次第というところでしょうか。
しかし、今後の未来ではそれは変わっていく可能性も潜めていると思います。
すでに、生涯結婚をしない人もたくさん増えてきていることも現実にありますね。
個人主義社会になってきていることからも分かるように、夫婦制度でなくとも生殖活動は可能。
そして、社会全体で子供達を育てていこうという地球人類全体が一つの規模として考えれば、夫婦という概念が無くなるような未来はそんなに遠くはないかもしれませんね。
もしも、宇宙人の存在が地球上で正式に公表されるようなことが起きれば全ての常識は覆されることでしょう。
それは、婚姻制度も然り。
宇宙人の公表や存在について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてくださいね。